Our Story

百年の歩み、渋谷のまちとともに

ヴェントゥーノトーキョーの歩み
2026年、創業100年を迎えるヴェントゥーノ トーキョー。その始まりは、昭和初期に渋谷で誕生した「大衆食堂 渋谷食堂」でした。
創業者・髙木三九郎は、新潟の老舗旅館の家に生まれ、上京後、その経験を活かして渋谷に食堂を開業。「五目焼きそば」を看板メニューに、都内13店舗、全国展開も果たす人気店へと成長しました。
“安くてうまいものを”という信念を貫き、競争の激しい渋谷で長く親しまれてきました。
戦後、渋谷の街が焼け野原となったときも、地元・新潟から木材を運び小屋を建てて営業を再開。1955年には「渋谷食堂会館」、1967年には結婚式場やレストラン、美容室などを備えた多機能ビル「万葉会館」を建て、食堂は街の“ハレの日”の場としても親しまれる存在となりました。
1998年、万葉会館を解体し、自社ビル「髙木ビル」が完成。その地下1階に「中華 白鳳」とともに「イタリアン VENTUNO TOKYO」が誕生。音楽ファンに愛された「HMV渋谷」も同ビルに入り、新たな渋谷カルチャーの拠点として話題に。以降、forever21、IKEAなど時代ごとにテナントは変わり続けています。
「イタリアン ヴェントゥーノ トーキョー」は2021年まで営業し、その後、洋食ビストロとしてリニューアル。週末には150名を超えるお客様にご来店いただくほどの人気店に。
そして2025年3月。
より一層の進化を遂げるため「カジュアルフレンチ ヴェントゥーノ トーキョー」として新たな一歩を踏み出しました。
時代とともに変わり続ける渋谷の中で、私たちはこれからも“おいしさ”と“心地よさ”を追い求め、皆さまに愛される場所であり続けたいと願っています。